1967-07-31 第56回国会 衆議院 本会議 第4号
しかるに、ここに沖繩返還に対する従来の政府の態度は、総理府筋の教育権分離論、下田駐米大使の核基地つき返還論、与党内の地域的分離論、政府筋のばく然たる全面返還論など、雑然として定まるところのないことは、まことに遺憾きわまるところでありまして、もはやこのような無定見な態度は許されません。
しかるに、ここに沖繩返還に対する従来の政府の態度は、総理府筋の教育権分離論、下田駐米大使の核基地つき返還論、与党内の地域的分離論、政府筋のばく然たる全面返還論など、雑然として定まるところのないことは、まことに遺憾きわまるところでありまして、もはやこのような無定見な態度は許されません。
私どもに言わせれば、いわゆる全面返還論のような立場をとっておられたように思うのです。こういうふうに、内閣自身においてその方針に動揺があるということは、これは私はやはり話がなかなかやりにくい面があるのじゃないか、また、そういうようなことであると、いわゆるブルー・プリントをつくる場合に迷いが出てくる。